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アウトメディアについて

静岡パソコンサポートアクティビティでは、子どもたちが安全にインターネットなど活用できるネット社会を目指した活動を実施しています。

◎ 子どもたちの生活の中にあるメディア

 ここ数年間で、テレビは地上デジタル放送になり、ケータイ電話はスマートフォン、パソコンもタブレットが登場するなど私たちの生活の中の情報端末は大きく変わってきました。

 情報端末の移り変わりとともに、インターネットで利用できるサービスも拡大してきました。今では買い物や銀行もインターネットを活用する時代になっています。

 この変化は私たちの生活様式を変えるとともに、子どもたちの生活にも大きな影響を与えています。子どもたちはスマートフォンや音楽プレイヤーなどの情報端末を使い、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)を使い、お互いのコミュニケーションを図ります。ゲームもテレビゲームからオンラインゲームに変わりました。

 子どもたちの生活の中で、これら情報端末は欠かせない存在になってきたのです。

◎ 情報端末の普及とトラブルの増加

 情報端末を利用していつでもどこでもコミュニケーションを図る便利さとともに、そこにかかわるトラブルも増加しています。相手を偽ったり、個人情報を流出・公開させたり、面白半分、興味本位で情報を流したり、ソーシャルネットワーキングサービスで仲間はずれにしたり、子どもたちが引き起こすトラブルは後をたちません。
 最近では、情報端末やソーシャルネットワーキングサービスへの依存性が高まり、睡眠時間不足や家庭学習時間の不足など日常生活に支障がでる子どもの少なくありません。

◎ なぜ、トラブルが絶えないのか。

 なぜ、子どもたちのトラブルが増えていくのでしょうか。その原因は、インターネットやサービス提供者、情報端末に問題があるのではなく、利用する側に問題があります。
 子どもを含めて利用者が、適切な情報端末との付き合い方や情報管理、情報発信の方法を身に着けていないことからトラブルが発生しています。
 そして、私たち大人の世代を含めて、今の子どもたちは適切なメディアとの付き合い方を学習する機会がありません。

◎ メディアとの距離感、情報を管理する力を養うこと

 その意味で、これからの教育に「情報教育」は必須であると提言します。大量な情報から必要で正確な情報を選択する能力、個人情報の管理、適切な情報発信の方法、生活の中でメディアとの距離感など、これから安心して生活をするための情報教育は重要です。

◎ メディアを通さない日常を見る時間を作る(アウトメディア)

 私たちの日常は、実生活の中で時間の経過とともに過ぎていきます。この流れは、時間の経過やその人の場所、だれといるのか、どんなことをしているのか、など要素で成り立ち、その継続した流れを「人生」と呼びます。

 人生はインターネットの中ではなく、実生活の時間の流れとともに経過していくものであることを再認識するときが、今の子どもたちに必要です。いくらオンラインゲームで優秀な成績を上げていても、実生活の学習や運動などで成績を上げることに結びつきません。

 静岡パソコンサポートアクティビティでは、子どもたちの実生活の中で達成感を感じることが人生の充実感につながり、子どもたちとメディアの正しい距離感を作り上げるのではとアウトメディアの取り組みを始めています。